2004年5月

西暦 平成
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2000年9月全島避難で住み慣れた三宅島を後にし3年8ヶ月がたちました。2001年の春、単身八丈島に移りユリ栽培を再開、先月からは家内も八丈に移り夫婦で仕事ができるようになりました。
仕事の様子や身の回りの出来事、風景などを紹介いたします。


平野新村長も早期帰島を公約にし当選され、3月末には「三宅島帰島プログラム準備検討会」報告書も発表されました。先日、八丈島でも、住民説明が行われ、住民アンケート(帰島に関する意向調査 P1 P2 P3)も実施されました。
いよいよ早期(年内、もしくは来春)帰島に向けて動き出すのかなと個人的には想像しています。

「帰島に関する意向調査」集計後、国、都、村、関係機関と協議して村は帰島(有無)の方針を決定するとのことですが、早期に(数ヶ月以内)に帰島方針決定をしてもらいたいと切望します。

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5月25日
今年、初めて9品種のLAユリ(スカシユリとテッポウユリの交配種)を作った。14/16サイズ(球根の周囲が14cm〜16cm)の大きい球根を購入したが、品種によって輪数が少ないものがあったり、草丈も品種により差があったりと、今後の品種選定に大変参考になった。どの品種もオリエンタル系ユリともスカシユリとも違った美しさがあり、LAユリがレパートリーに加わったのは良かった。
5月18日
今日、三宅村から「帰島に関する意向調査」が届いた。今年に入り帰島に向けての動きが出てきたが、今回の住民アンケートの結果を踏まえて、いよいよ具体的な帰島計画が発表されるのかなと期待している。今回の重要な住民アンケート、意外なほどシンプルなものだった。しかしアンケートに先立って住民説明会も広範囲に各避難先で実施されているので、これはこれでいいのかなとも思う。帰島するのかしないのか、いつ避難指示解除するのか時期を示したかたちで早期に決定してもらいたい。
5月16日
15〜17日と滞在型帰宅事業で三宅に行った。今回の目的は、使える資材・機械の移動・保全。倉庫の屋根が飛び、2階にあった資材はすでにダメになっているが、1階にはまだ使えるものが結構あったので、ダメになる前に移動するつもりだった。行ってみてビックリ、倉庫が倒壊していて、1階がない!。時間とともに、使えるものも使えなくなっていく。
写真は避難前に荷造り用に使っていたハウス。まだ使えるのでビニールを張替えた。ここに倉庫の資材を移す予定だったのだが、、、。
5月11日
7月お盆用ユリの植え付け。今の時期、球根植え付けには地温が高すぎるので、球根は予め14度Cの冷蔵庫で3週間ルーティング(上根を出させる)したうえで植えつける。いつものことだが、植えつけるときは、予定時期に咲いてくれよとの期待と予定通り咲いてくれるのかなという不安が交錯する。
5月9日
先月、出荷終了したサンダーソニア。残った葉が全て枯れれば、球根を掘り上げを始める。いくらかは切花用に使えるかもしれないが、多分1作は球根養成することになるだろう。
5月7日
先月植えつけた、6月下旬発送用ユリの状態。中央はカサブランカ、サイド側はオリエンタル系ピンクユリ。