4月

2000年9月4日全島避難で住み慣れた三宅島を後にし、東京で7ヶ月の間避難生活をしましたが三宅島避難解除まで八丈島で単身、ユリ栽培を再開しました。農家兼園芸店のところで花苗作りのアルバイトもやっています。仕事の様子や身の回りの出来事、風景などを週に2〜3度書いています。
     3月の記録

4月27日
今日で、3ハウス目の植付けが終了。ハウスの右半分を潅水中。このハウスは台風対策に太い鉄パイプの補強材が入っている。
4月23日
最初に植えた球根が、30センチ程に伸びてきた。この頃が、球根の上の茎から上根が発生し肥料分を吸収しだす大事な時期。化成肥料を追肥して、潅水をした。上手く育ってくれよ。
4月18日
4月15日に都内で「第2回三宅島島民ふれあい集会」があったので参加してきた。大変多くの島民が参加し、いろんな人たちと再会でき懐かしい一日だった。元気そうなひとが多かったが、なかに避難生活に疲れた感じの人もいて少々気になった、、、。3日程家族と暮らし今日帰島、早速ハウスを見廻った。
4月11日
これは、3月5日にUPしたベゴニア・センパフローレンスが大きくなったもの。小さなプラグ苗が一ヶ月ほどで商品になった。農協の支店に委託販売で売ってもらう。販売手数料は20%払うことになる。
4月8日
八丈島歴史民族資料館を覗いていてみた。旧八丈支庁舎跡を利用して島内の古い歴史民族資料を収集、保存している。大賀郷地区にあり、入場料360円。昭和39年に湯浜遺跡で竪穴住居跡、打製石斧、無紋土器等が発掘され八丈島に約8000年前の縄文時代早期に人が住んでいたのが分かった。
4月6日
今日は、3週目の球根植付け。これで1ハウスの植付けが終了。来週からは三根地区にあるハウスの植付けに入る。ベッド(畝)の上のパイプは水遣りの潅水施設、葉に水がかかると病気がでやすくなるので上からでなく地表に潅水をする。黄色い網は、ユリが倒れないようにするフラワーネットで、後日支柱をところどこに立てネットを成長にあわせて上にあげていく。
4月3日
これは、2月23日にUPしたなでしこの苗をポリポットに鉢上げしたもの。1センチ位の小さな苗が随分おおきくなった、あと2週間程で花が咲き販売できる。ポットの上に見える白い丸い粒は、IB化成と言う緩効性肥料で、水遣りのときに少しづつ肥料が溶け出し約2ヶ月効き目がある。