2010年秋の明日葉収穫・加工の様子 
   
  今年の夏は例年にない高温と雨不足のため
通常胸位の高さに伸びる明日葉が腰の高さしか
ありません。収量は減りましたが、品質には問題
ありません。 
   
   当園の女性スタッフが一本づつ品質を見分けながら
手作業で明日葉を収穫します。根気のいる作業です。
園主の私は専ら搬出と運搬役です。
   
   当園の明日葉畑だけでは足らないので、契約農家の
方にもお願いしています。
選別場で最終チェック中です。
   
  夏の間は、明日葉の収穫・乾燥作業はしませんので
先ずは乾燥機の組み立て・清掃から始めます。 
間にあるステンレス板には小さな穴があいており、
下から温風が吹き上がり明日葉を乾燥していきます。
   
  乾燥しやすいように裁断機で明日葉を短く裁断します。
この時点でも虫や病気、枯れなどをチェックします。
 
   
   40℃で約30時間、その後50〜60℃、最終70〜80℃、
合計乾燥は35時間位かかります。
その間、乾燥ムラを無くすため昼夜問わず2〜3時間毎に
掻き混ぜます。
出来上がったチップ状乾燥明日葉は冷蔵または冷凍保管
します。
   
  明日葉製品の販売状況に合わせて粉砕機で粉末に
加工します。チップ状の乾燥明日葉は長期保管しても
品質変化少ないですが、粉末に加工すると表面積が
増えるため、品質変化が早まります。
当園では新鮮な粉末明日葉をお届けするため1〜2ヶ月に
一度粉砕加工をしています。

(青汁スティックタイプと明日葉粒は、乾燥明日葉を内地の
食品・薬品製造会社にて最終製品化しています。) 
   
   明日葉の粉末は女性スタッフにより一つづつ目視検査
しながら袋詰めします。
   
  粉末明日葉は箱詰めし全国のお客様に産地直送で
お届けしています。
お陰様でリピート注文も増え、生産は順調に伸びております。

スタッフ一同より良い粉末明日葉をお届けするために
栽培・加工・販売に頑張っております。

今後とも粉末明日葉をよろしくお願い致します。